とある双極性Ⅱ型の旅路

双極性Ⅱ型と共に働く日々

私は記録魔です(通院記録が500超の狂気)

自分でも自覚がなかったのですが、私は記録魔です
何かと記録をつけておくのが好きです。

例えば、家計簿

こづかいをもらい始めた時からずっと記録をつけていて、今でもパソコンの家計簿ソフトで品目単位、円単位で記録しています。(つまり、食費-食材-野菜-人参108円、食費-飲料-ジュース120円、みたいな感じです)

こんなことをしている人はかなり少ないと思うのですが、私はそれが普通だと思っていました…。

それから、読書記録

一時期、図書館で借りて読んでいたのですが、読んだ本が分からなくなってしまうので、書名と評価と感想を記録するようになりました。

とある9年間で記録した数、約2000冊。それだけ読んだことも、全部記録していたことも、今思うと凄いなと思います。

そして、通院記録

多分、これが一番凄いというか、えげつないです。

双極性Ⅱ型と診断されて、10年以上精神科に通院していますが、ほぼ毎回、通院記録をつけています。
しかも、A4で1~3枚で今の自分の状態や相談したいことを書いて印刷して持って行き、医師のアドバイスなどもメモしています。カウンセリングなどでも同様にしていました。
ちょっとしたレポートですね…。

元々は頭がぼーっとして医師に伝えることを忘れてしまうので、事前にまとめて持って行くようなったのですが、自分の状態を覚えておくのに便利なので今も続けています。(今はA4半分くらい)

今、改めて数えてみたら、500以上の記録がありました。(週次で通院とカウンセリングをしていた頃があるので)

双極性Ⅱ型の十数年がずーっと記録されている。割と凄いことな気がしますが、狂気を感じますね…。

これらの記録は、体調を崩して休職に至るまで、休職で寝たきり状態だった時期、復職後のボロボロだった頃など、その時々のぐちゃぐちゃの本音が生々しく残っています

多分、分析したら、うつと軽躁の傾向とか、どういったことをストレスに感じるのか、どれだけ思考に偏りが出ているのか、すごくよく分かるんだと思います。

でも、読み返すとその時の辛い気持ちも蘇ってしまうので、まだちゃんと読み返すことはできていません。(そもそも、500以上ありますからね…。ちょっと気合いがいります…)

こうやって振り返ると、文字に書き出すことが私にとってのストレス発散や精神安定剤になっていたんだなと思います。

何が何だか分からないけど辛い、苦しい、しんどい、という気持ちを抱えていられなくて、文字に書き出すことで無理矢理にでも言語化して客観視して、自分と切り離そうとしたのかなと思います。

どうせなら、これを文学作品に昇華できたら自分にも世間にもよかったんでしょうけど、今のところただの文字の羅列です…。

ただ、この記録があるので、このブログを書いていても、いつ頃にどんな状態だったか確認できたり、自分の記憶違いがどれだけ多いかに気づけたりします。自分の感じ方が簡単に変わってしまうことに愕然としたりもします。

双極性Ⅱ型の記録が、何かの役に立つ日が来るといいなぁと思いながら、今日もこのブログを書いています。(ブログもまた記録です)